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【会社に行きたくない】雰囲気の悪い職場の特徴と耐えられない時の対処法

はじめに

会社の中で仕事をする上で、職場の雰囲気というのはとっても重要です。雰囲気の良い職場で働きたいというのは、きっと誰もが思っていることだと思います。

今回は、雰囲気が悪い職場の特徴と、それに対して個人ができる対処法をお伝えします。

どの職場にも良いところ悪いところはあり、状況に応じた対処法があります。仕事の生産性を上げるための対策や、我慢し続けないための方法、最後に自分の転職活動の経験にも触れますので、少しでも参考になれば嬉しいです。

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会社に行きたくない理由

朝起きた時や夜寝る前、ふと「会社に行きたくない」と考えてしまうことは、会社勤めをしている方であれば誰しも一度は経験があるのではないでしょうか。

月曜日はもう少し休みたいし、火曜日はまだまだ続く憂鬱感・・・金曜日は今日休めば3連休だなと思ったり、土日は「なんで自分だけ働いてるんだろう」と思ってしまったりもします。

 

「会社に行きたくない」と思う理由は

  • 職場の人間関係が良くない
  • 到底無理な量のタスクに追われている
  • 業績不振や仕事がうまくいっていない

など挙げればキリがありませんが、色々な理由によって職場の雰囲気が悪くなっていることが大きな要因だと考えている方は多いのではないでしょうか。

 

 

雰囲気の悪い職場の特徴

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「職場の雰囲気が悪い」と感じると、色々なことがうまくいっていないような気持ちになったり、実際にうまくいかなくなったりします。

今の職場の雰囲気に違和感を感じている方は、当てはまるものがないかチェックしてみてください。

 

自分のことでいっぱいいっぱいな人が多い

自分のキャパシティを越えたタスクを抱えている人は、周りの人の状態まで気にする余裕がなくなり、配慮に欠けた行動が多いです。また、仕事の漏れが発生してお客様にご迷惑を掛けたりと重大なミスを引き起こすリスクも高まり、ミスをするとそれをリカバリーするために本人だけでなく周りの人間の業務が増えます。

責任感の強い人ほどそのように周りに迷惑をかけたことにも責任を感じて落ち込んでしまったり、ムキになって空回りの状態に陥るなど、どんどん「いっぱいいっぱい」な状況になっていきます。

 

言った・言わない論争が多い

「聞いていません」「言いました」というやりとりほど無意味なものはありません。

口頭で確認しても、言われた側が内容の重要度を把握出来ていなかったり、言った側の言葉選びが十分でなかったりして正しく伝わっていないことはよくあります。それに対して「聞いていませんでした」「そんなこと言ってません」というやりとりを頻繁にするのはお互いに気持ち良いものではないです。

まして立場の違いがあれば、主張が一方的になってしまうのは簡単に想像できます。

 

影で悪口を言う人がいる

上司が部下のことを「あいつは仕事ができない・遅い」と本人がいないところで言ったり、同僚でも見下すような態度を取ったりする人がいると、言われている側ももちろんですが、それを周りで聞いている側も良い気はしません。

 

機嫌の悪さが態度に出ている人が多い

「あの人今日機嫌悪いな」というのが明らかに分かり、自分まで嫌な気持ちになったことは誰しも一度はあるのではないでしょうか。

わざと物音を立てたり、バタバタ歩いたり、あえて席を何度も離れる人が1人でもいると、一緒に働いている方もなんだか嫌な気持ちになります。上司が機嫌の悪さを態度に出す人だと、部下の中には萎縮してしまっていつもどおりのパフォーマンスが出来ず、ミスが増えてさらに注意されて・・・という良くない状況に陥る人も出てきます。

1人くらいそういう人がいても「あー機嫌わるいな」と周りが呆れている状況であれば、自分だけが嫌な気持ちになっているわけではないと思えたりはしますが、全体の雰囲気が良くないことは明らかです。

 

職場の雰囲気が悪いことのデメリット

一度「会社の雰囲気が悪い」状態になると、脱却するのはとても難しく、会社にとっても働く人にとってもプラスになりません。

職場の雰囲気が悪いことによって引き起こされるデメリットは下記のようなものがあります。

 

仕事の業績不振

不思議なもので、職場の雰囲気が悪いと業績も落ち込むといわれています。業績が落ち込んでいると雰囲気も暗くなり、ピリピリしていると驚くようなミスをしたり、どんどん良くない状況に陥っていきます。

 

情報共有不足

雰囲気が悪いというのは上記に上げたような「人」の問題がほとんどなので、コミュニケーションが一方的になったり、あえて関わらないようにする人が出てきたりして必要な情報も届かなくなります。その結果、さらに「言ったつもりが伝わっていない」「そんな話は聞いていない」が増え、雰囲気もピリピリしてきます。

 

社員の退職・休職

精神的に苦痛を感じている中で無理に会社に行っても良い仕事はできません

いやいややっている状態では、結果的に自分のミスが自分を苦しめたり、周りの目が気になったりして落ち込んで体調を崩し長期で仕事を休むことになったり、耐えきれず退職する社員が出てきたりします。

 

 

雰囲気の良い職場の特徴

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社員が「職場の雰囲気が良い」と感じる会社には、下記のような特徴があります。

  • 「ありがとう」「さすが」と感謝や称賛の機会が多い
  • 上司が明るく社交的な人柄
  • お互いの意見を真っ向から否定せず「なぜなのか」を一緒に考える
  • やるかやらないかよりも「やるためにどうするか」を話し合う文化がある

などなど、他にも気持ちが良いと感じる機会が多いほど、雰囲気が良く風通しの良い職場になっています。

 

 

職場の雰囲気が悪いときの対処法

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できれば雰囲気の良い職場で働きたいな、雰囲気の悪い状態をなんとかしたいな、と思った時の対処法は、大きくわけて3つあります。

  • 相手に働きかける
  • 周囲に働きかける
  • 自分の考え方を変える

どれも簡単ではありませんが、勝手に良い方向に向いていくということはほとんどありません。余計な期待をして更に落ち込まむのを避けることができるので、自分がなにか変えなければ状況が好転することはない、と考えるのがおすすめです。

 

しかし何から手をつけてよいかわからない・・・という時のために、自分がなにか変えようと思った時の手法についてご紹介します。

 

相手に働きかける

最初に思いつくのは、本人を直接注意するという方法ではないでしょうか。

人を注意するというのはする方も良い気持ちではないですしかなり労力がいりますが、自分が上司の立場であれば、周囲に良くない影響を与えている社員を注意するのは仕事の一つとして割り切りって行う必要があります。放っておくとさらに良くない事態になるのは言うまでもありません。

また、もし自分が良くない雰囲気の要因となっている人物の部下や同僚の立場の場合、他愛のないコミュニケーションを取るところから関係を築いていくのがおすすめです。とにかく時間はかかりますが、仕事以外でほとんどコミュニケーションを取らない相手から注意や指摘をされるよりも、可愛がっている部下や信頼している同僚から言われたほうが自分のことを顧みようという気になってくれる可能性が高いです。

 

周囲に働きかける

雰囲気が悪い要因が「特定の人物」だけではない場合や、「なんとなく雰囲気が悪い気がするな」と思い始めた時には、職場をまるっと巻き込む手法を取りましょう。

ご時世的には難しいですが、飲み会を計画するというのも一つです。

また、そういった飲み会をする場合の幹事の役割や、気がついた人がやるというような「みんなが嫌がりそうなこと」を積極的にやることで、周りの雰囲気も変わり、味方が増えたりすることもあります。

 

自分の考え方を変える

ここに上げる手法としてもっとも労力がかからないのは、自分の考え方を変えることです。人は人、自分は自分と考えるようにし、なにか思わぬことを言われたりしても「そう来たか!」と思うようにすると、気が楽になることもあります。「そういう時代なのかな」あるいは「昔の考えを持った人なんだな」と、お互いの年齢のせいにするのも、自分の考え方を変える事例の一つです。

極論ですが、仕事だけの関係でお金を稼ぐために働いているんだと割り切って、深く考えないこともポイントです。なにか別のことで楽しみを感じられると、イライラして嫌な気持ちのまま仕事をするよりよっぽど良い仕事ができます。

 

 

どうしても会社に行きたくないなと思ったら

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働いている以上、どうしても「会社に行きたくない」と考えてしまうことはあり、その要因は「職場の雰囲気が悪いから」という結論につながる場合が多いです。

雰囲気を良くしようという気持ちは素敵ですし、会社もそういった人を大切にするべきではありますが、雰囲気を良くするのはどうしても労力や時間がかかり、場合によっては自分が疎外されてしまう要因にもなりかねません。

 

そこで、どうしても会社にいきたくないという気持ちが変わらず、雰囲気をよくすることも難しい場合は、思い切って部署異動を申し出るか、「転職」という選択肢もあります。我慢して雰囲気の悪い職場で働き続けることに、メリットはありません

嫌なことをずっと続ける必要はないですし、自分だけが我慢していると感じる時には思い切って新しい道に進むことも考えましょう。

 

転職は悪いことではないです。自分も転職する時には散々悩み今も「前の会社のほうがよかったな」と思うこともありますが、これも転職しなければわからなかったことです。離れて初めて、辛かった経験も自分の糧になっていると経験を肯定できるようになりました

 

また、私は社会人2年目の時に一度転職活動をして内定をいただきましたが、失礼ながらその内定は辞退させていただき、最初の仕事は辞めませんでした。その時も、転職活等中に色々な会社を見る中で、「今の会社の良いところ」を発見できたことが大きく、新卒で入社した会社がどれだけスキルの無い自分に先行投資をしてくれたのかがわかりました。

本格的に転職活動を再開したのはそれから2年後で、半年ほど転職活動をして次の会社を決めました。先程も書いたように、それぞれの会社に良いところ良くないところがあります。完全に満足のいく職場に出会うことは相当難しいと思いますが、転職活動をする中で自分の考え方が変わったこともあり、辛いことを我慢し続けていると思いこんで思わぬミスを連発するような負のスパイラルから抜け出すきっかけになりました。

 

転職サイトはたくさんありますが、複数登録して信頼のおけるエージェントさんを見つけられたのはかなり大きかったので、複数のサイトに登録するのがおすすめです。

また、納得いく職場に出会える保証は無いので、できれば今の仕事は辞めずに転職活動をするのが良いと思います。仕事を続けながら転職活動をするのは、はっきりいってとても大変でした。しかしそれまでに無い視点を持てたり、「そのうち辞める」という気楽な気持ちを持てるようになったことで、思い悩んで辛くなることが減りました。手を抜いてはいけませんが、少し気が楽になったことで新しいアイディアが浮かぶこともあります。

 

おまけ:おすすめの転職サイト

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まとめ

最後になりますが、会社に行きたくないと思ってしまった時に覚えておいて欲しいのは、我慢し続ける必要はないということです。誰かなんとかしてくれるだろうという期待は持たず、無理して自分が変えてやろうという労力をかけず、いっそのこと自分から環境を変えにいくのも一つの手段として、もっと気楽に働きましょう。

仕事が楽しいと、一緒に成果もついてきます。

会社に行きたくないと思い悩んでいる方に、少しでも気楽になっていただけたら嬉しいです。