【スプレッドシート入門】セル上にカレンダーを表示させて日付入力を簡単に
はじめに
Googleスプレッドシートでデータを管理するとき、日付を入力したいことってよくあります。商品が入荷した日をリストにしたり、面接や商談の予約をシートに蓄積したり。
そんな時、クリックしてセル上にカレンダーが表示されるようになって、それを選択するだけでよかったら、作業がぐっと楽になりますよね。
今回はスプレッドシートに日付を入力するときにカレンダーを表示させる方法を紹介します。
OLの皆さん、ひいてはスプレッドシートを勉強中の皆様の助けになりますように!
日付を手入力
まずは日付を普通に入力してみます。スプレッドシートでは、数字は半角で入力することで自動的に書式が適応されるため、最初に日付を半角数字+スラッシュ(/)+半角数字で入力します。
Enteを押すと、機械が自動で右揃えに表示してくれました。
日付が入力されているこのA1のセルをダブルクリックしてみるとカレンダーが表示されます。
このように、スプレッドシート上で日付として認識されたセルは、日付が入力しやすくなります。
そして最初に入力していたセルの1/1を消すと、ダブルクリックしてもカレンダーが表示されなくなりました。
元どおりの状態です。
このカレンダーが最初から表示されたら、便利だと思いませんか?
ということで、本題はここからです。
一度入力すればいい、ということですが、表を作ってひらすら入力していく時はクリックでカレンダーが表示されたら便利です。他の人にシート入力を頼んだら、書式がバラバラでイライラする!なんてこともなくなります。
入力規則
ここで登場するスプレッドシートの機能が入力規則です。
まず、ここには日付しか入力しないという範囲をドラッグします。もちろん1つのセルでもOKです。
その状態で、右クリックをして、データの入力規則を選択します。
そうすると、下記のようなメニューが出てきます。
条件を日付に設定します。
保存すると、最初に指定した範囲のセルをダブルクリックした時にカレンダーが表示されるようになります。
これで日付入力がスムーズにできるようになりました。
ちなみに、ここで入力を拒否を選択するとします。
範囲に日付以外の文字を入力した場合に、エラーが表示されて入力ができなくなりました。
間違えられると困るものは、これで入力をブロックすることができます。この入力拒否を活用することで、シートの入力ミスを防ぐことができるわけですね。
まとめ
入力規則を活用することで、前述したようにそもそものミスをなくす(間違いを入力させない)ということが可能になります。
ミスが減れば、仕事はぐっと効率的になり、さらにミスをしにくい環境があることで安心して誰でもシートを活用できるようになりますよね。
近いうちに、この入力した日付の形式を思い通りに変更する方法もご紹介します。