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【元転勤族が考える】お部屋探しで後悔しないためにチェックすべき3つのポイント

はじめに

今回は引っ越し経験5回、ひとり暮らし経験10年以上の元転勤族(現OL)が、自分の経験から考える、お部屋探しで家賃以外にチェックすべき3つのポイントをご紹介します。

これからの季節、新生活を控えて初めてのお部屋探しをはじめる皆さまに、少しでも参考になれば嬉しいです。

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家賃以外でチェックすべき3つのポイント

引っ越し5回経験し、全国転勤してきた私が考えるチェックポイントはこちらの3つです。家賃はそれぞれのお財布事情がありますし、まず最初の条件になるかと思いますので、家賃以外をチェックポイントにさせていただきます。

  1. 立地
  2. 建物の構造
  3. 共有設備

はじめてのひとり暮らしではつい家賃や内装で選びがちになりますが、内見の際にはお部屋の中だけでなく「外側」も確認することが重要です。

それぞれ説明していきます。

 

立地

物件の立地とは、学校や職場との距離はもちろん、コンビニやスーパーへの距離も大切です。できれば自分の足で歩き、実際にかかる時間を確認してください。特に、実家から遠く離れた土地で初めてのひとり暮らしをされる方や女性の方におすすめしたいのが、暗くなる時間帯(夕方18時以降)にも通ってみることです。

内見は昼の明るい時間帯にされる方が多いと思いますが、実際に安心して住めるかどうかには、人通りや街灯の量など夜の雰囲気も重要になってきます。毎日仕事終わりに真っ暗な道を歩いて20分も歩くのはちょっと怖いですよね。自分以外に誰も歩いていない道ならなおさらです。立地は地図上で確認するだけでなく、時間帯をずらしていざ住んでから自分が通るであろう道の状況をよく確認しておきましょう。

もし自分の足で歩くのが難しい場合はGoogleアースでたどってみるのも一つですが、親切な不動産屋さんであれば営業の方が実際に歩いてくださったりもしますので、一度ご相談してみても良いと思います。

 

また、職場や学校、コンビニやスーパーとの距離だけでなく病院の場所も確認しておくとさらに安心です。ひとり暮らしで体調を崩したときなど、病院になかなか行けずに体調不良が長引いてしまうと大変です。

自分で体調管理をすることはもちろん大切ですが、生活環境が変わると少なからずどこかに不調を感じる場面が出てきます。お引越しとともに周囲の人間関係も変わって「気疲れ」するような場面も増えてきますので、これまであまり体調を崩すことがなかった人でも、無理が重なって風邪を引いたりするものです。病院までの距離は多少遠くても構いませんが、入居前にある程度の位置だけでも把握しておくのがおすすめです。

 

建物の構造

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続いてチェックしたいのが、何階建ての何部屋ある建物で、他の部屋の広さはどうかという建物の構造です。

部屋の広さから、どんな人が住んでいるのかをある程度予想することができるためです。入居後の隣人トラブルはできるだけ避けたいですよね。

 

例えば近くに大学や専門学校があって、ほとんどの部屋が1Kや1Rといったアパートの場合であれば、学生が多く住んでいると予想できます。

学生が住んでいる物件でありがちなのは騒音トラブルですが、もしあなたが学生の場合は自分が騒音源として扱われてしまう可能性もあるため、友人を部屋に招いたり、夜遅くまで電話をしたりする場合などは配慮が必要です。周りにも同じような学生が住んでいれば”お互い様”な状況も生まれる可能性が高く、その点から見れば学生が住んでいるのは安心です。

階層が多いマンションで上の階が広くなっている場合はファミリーが住んでいたりします。私の経験になりますが、ファミリーが住んでいるマンションは比較的管理会社がしっかりしているところが多く、ゴミの日が決まっておらずいつでも出してOKだったり宅配ボックスがたくさんあったりと、メリットが多くありました。

 

また、物件の構造は家具や家電の搬入経路にも関わります。ひとり暮らしでも搬入に注意が必要なのは、家具であればマットレス、家電であれば洗濯機です。マットレスはシングルサイズであれば100×200×30cm程度でほとんど心配ないですが、セミダブルサイズを使っている場合は幅が120cmとシングルに比べ20cm大きくなります。お部屋の中廊下で直角に曲がっているところや、メゾネットタイプなどで天井が低い建物の場合は注意してみてください。

アパートとマンションはどう違う?

実は、アパートとマンションに明確な定義はありません

一般的には、アパートは木造や軽量鉄骨などの2、3階建て、マンションは鉄骨や鉄筋コンクリート造で3階以上の建物とされている場合が多いようです。個人的には特にお部屋探しの面でこの2つを区別する必要は無いと思いますが、しいていうならマンションの方が比較的部屋数が多いため、先ほどファミリーも住んでいるマンションのメリットとしてご説明したような「宅配ボックスが多い」「ゴミの日が決まっていない」などありがたい面が多いように感じます。

 

共有設備

最後にチェックしていただきたいのが、共有設備です。階段が蜘蛛の巣だらけだったり、不動産屋さんに確認していただき、評判や印象を聞いてみた方が良いでしょう。

先ほどマンションのメリットをご紹介しましたが、部屋数が多い物件ならではの注意点もあります。

実際に私がお部屋探しをしている時の出来事です。共有部分の貼紙に外国語表記がやたら多い物件があり、内見に同行してくれた営業さんに尋ねたところ、民泊に利用されている部屋が建物内にあるかも知れないとのことでした。

民泊として使われている部屋があったり、どこかの会社のオフィスとして使われている部屋があると、不特定多数の人が出入りすることになります。騒音の懸念や、さらにはセキュリティ面での不安も生まれますので、特に女性のひとり暮らしでは、不特定多数の人が出入りする部屋がある物件はあまりお勧めできません。

 

まとめ

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今回はひとり暮らしのお部屋探しで家賃以外に注意すべき3つのポイントを、私の経験も踏まえてご紹介させていただきました。全てのポイントを確認するためにも、内見は出来るだけ現地に足を運び、家賃や内装写真だけで選ばないことが重要です。

内装も含め条件を全て満たす部屋というのはなかなか難しいですが、必須条件と妥協できる条件で分けて、住み心地の良いお部屋を見つけてくださいね。

これから新生活を始められる方に、少しでもお役立ていただければ幸いです。