【やり忘れ撲滅】決まった時間に自動でスプレッドシートが起動する!OLおすすめタスクジューラ
はじめに
パソコンを使って業務をしている中で、「毎日定時にやるルーチン的な作業」があるのではないでしょうか。今回は、毎日決まってやる仕事をうっかりやり忘れないために、Windowsの機能「タスクスケジューラ」を使った決まった時間にタスクを自動で起動させる方法をご紹介します。
私の場合は退勤前に日報を送信するのを忘れがちだったので、日報を入力しているスプレッドシートを定時5分前に起動させることに使用しています。「これ意味あるのかな」なんて考えてしまう関心の薄い作業ほどうっかり忘れがちですので、そんな時こそパソコンにリマインドしてもらいましょう!
タスクスケジューラとは
タスクスケジューラとはWindows OSに標準で搭載されているアプリケーションで、決められた時間や一定間隔でプログラムやスクリプトを実行することができるタスク管理ツールです。
「その時1回だけやりたいこと」を設定するのではなく「定期的に何度も繰り返すタスク」を設定し、自分(誰か)が手動でやるとうっかり忘れそうなことをタスクスケジューラに実行してもらうという使い方がおすすめです。
タスクスケジューラの設定方法
タスクスケジューラを起動
タスクシュケジューラは、Windowsの検索窓から検索できます。
検索窓に「タスク」と入力すると検索候補の中に表示されますので、そちらをクリックしてください。
タスクの作成
起動すると画像のような画面が出てきますので、右側の基本タスクの作成からタスクを登録します。
タスクを作成する画面が開いたら、タスクに名前をつけて次へをクリックします。
こちらは後からでも変更できますので、任意のものを設定してください。
続いてトリガーを設定する画面です。この画面で、タスクをいつ実行するかを設定します。
今回は毎日を選択しました。
次の画面で、開始日を設定します。
ここまでの操作でタスクに名前を付けて、タスクを実行する頻度を設定しました。
次に、実際に何を実行させるかを設定していきます。
今回は時間になったらファイルが開くようにしたいので、プログラムを選択しました。
実行するプログラムを指定します。
参照をクリックするとプログラムが選択できますので、任意のものを選んでください。
最後に完了をクリックで、タスクの設定は完了です。
設定さえできれば、あとは決まった時間にプログラムが起動するので、何か別の作業をしていても、勝手にプログラムが起動するのでやり忘れることがなくなります。
既に開いていたとしても上から開いてきますので、強制的に手を止めることになります。
タスクスケジューラでスプレッドシートを起動させる
より効果的に活用していただくためにタスクスケジューラでスプレッドシートを起動させる方法をご紹介します。
タスクにプログラムを設定したら、プログラムを設定する画面でスプレッドシートの起動に使用するブラウザを設定します。
私はChromeを使用しているので、プログラム/スクリプト枠内に下記を入力します。
そして引数の追加の枠内にスプレッドシートのURLを入力してください。
これで、指定した時間にChromeが起動し、指定したスプレッドシートが新しいタブで開くようになりました。
Chromeの作業中でも、新しいタブで一番先頭に該当のスプレッドシートが開いてきます。
まとめ
今回はWindowsPCに標準搭載されているタスクスケジューラを使って、毎日決まった時間に自動でタスクを起動させる方法をご紹介しました。
日々の業務の中で、人が手動でやっている作業で「ついうっかり」忘れそうなものがあれば、ぜひタスクを登録して仕事のやり忘れを撲滅してください。
OLの皆さん、オフィスワークをされている皆様に、少しでもお役立ていただければ嬉しいです。