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【ひとり暮らし】テレビ無し生活を10年以上続けて感じたメリット・デメリット

はじめに

数年前から「ミニマリスト」が流行り、少ないもので丁寧な暮らしを目指している方は増えているのでは無いでしょうか?

今回はテレビの無い生活を10年以上続けているアラサーOLのが、実際に感じたメリット・デメリットをご紹介します。

これからひとり暮らしを始めるにあたり、テレビの購入を迷われている方、断捨離してテレビを手放すことを考え中の方に、少しでも参考になれば嬉しいです。

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テレビ無し生活10年間の環境

まずは私の生活環境を簡単にご紹介します。

  • ひとり暮らし11年目
  • テレビが無いままで引越し5回
  • 元大手小売業の転勤族(シフト制)
  • 現在IT企業OL(カレンダー通りの勤務)
  • ミニマリストではないのでテレビ以外の家具・家電は充実

ちなみに、小売業時代に扱っていた商品は日用品や生活家電・インテリアなどで、テレビ本体はもちろんテレビボードやリビングボードも扱っていました。

ご来店されるお客様の話をお伺いしていると、冷蔵庫や洗濯機と同じくらいテレビを「生活必需品」と考えている方は多かったように思います。

 

テレビ無し生活スタートのきっかけ

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私がテレビの無い生活をはじめたのは、大学進学を機にひとり暮らしを始めたタイミングです。

ありがたいことに生活家電は両親が揃えてくれたので、「節約のために買わなかった」という訳では無く、地元で購入して運ぶには荷物になるという理由で「必要だと思ったらその時に買おう」ということになり、一旦買わずに生活をスタートしました。

そのまま社会人になり、転勤族だったこともあって何度か引越しましたが、結局テレビの必要性を感じないまま生活していて、気がつけばテレビの無い生活をスタートして10年以上が経過しました。

 

以前はかなりのテレビっ子で、実家ではリビングにいる間ずっとテレビがついているのが当たり前で、食事中もずっとテレビを観ていてよく注意されていました。

もともとドラマやアニメを毎週チェックしている方ではありませんでしたが、お笑い番組やバラエティ番組が好きだったので、テレビは「とりあえずつけておく」感覚でした。

 

最初は「3ヶ月くらいなら我慢できそう」と思っていましたが、いざテレビ無しの生活が始まるとテレビを観たい!という気持ちがなくなり、結局そのまま買わずに引越しを繰り返しています。

 

テレビは捨てるのが大変?

私がテレビの無い生活をしているのは、ひとり暮らしを開始する時点でテレビを購入しなかったことが大きな理由だといえます。

というのも、今テレビのある生活をしている方がテレビの無い生活をスタートするには、まずテレビを手放す必要があります。

 

テレビの捨て方

テレビを手放すには、主に次のようなものがあります。

  1. 自治体の回収業者に依頼する
  2. 不用品回収業者に依頼する
  3. 買い替え時にお店に引き取ってもらう
  4. フリマアプリやリサイクルショップを利用する
  5. 知り合いに譲る

どの方法を選ぶにしても、今あるテレビを手放すための労力がかかります。

 

テレビを引き取ってもらうにはどのくらいのお金がかかる?

一般的なテレビの処分料はおよそ2,000円〜4,000円程度といわれています。

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出典:おいくらマガジン(https://oikura.jp/magazine/kaden118/

大きな家電製品になるので、きちんとした手続きを踏んで処分しましょう。

 

 

テレビ無し生活のメリット

 

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実際に私がテレビ無しで生活していて感じるメリットは大きく3つです。

  1. 趣味や思考に使う時間が増える
  2. 暗いニュースで気分が落ち込む回数が減る
  3. 置き場に困らないので狭い部屋でもスペースに余裕ができる

順番に詳しくご紹介します。

 

1. 趣味や思考に使う時間が増える

テレビを見ていたらいつの間にか数時間経っていた・・・という経験、皆さんも一度はあるのでは無いでしょうか。

テレビ番組は30分〜1時間程度の枠で放送しているものが多く、特に観たい番組が無い時でもとりあえずつけていると、何かしら興味をそそられる番組があったりします。そこでつい熱中して見続けていると、あっという間に何時間も経ってしまいますよね。

興味の無い番組だったとしても、なんとなく観ていたらエンディングが流れて、「あれ?1時間も経ってる!」なんてことも。

仮に毎日1時間程度「なんとなくテレビを観ている」時間があった場合、一ヶ月で28時間となり、一ヶ月の中で丸一日以上の時間をなんとなくテレビを観て過ごしていることになります。

一日分の時間を趣味や勉強など自分のために使えたら、なんとなく過ごしていた時間がぐっと有意義に、自分の生活を豊かにする時間になります。

 

2. 暗いニュースで気分が落ち込む回数が減る

テレビがついていると、見ようとしなくてもたくさんの情報を受け取ることができます。おめでたいニュースや嬉しいニュースが流れると晴れやかな気持ちになりますが、中には暗いニュースや悲しいニュースもあります。

特にお風呂上がりなどでゆっくり自分の時間を過ごしている時に、意図せずそういった情報が目に入ると、自分に深く関わりの無いことでも悲しく辛い気持ちになったりします。

目を背けてはいけない話題もたくさんありますが、自分で必要な時に調べられる状態でを作ることができれば、意図せず受け取っってしまうことは避けたいですよね。

 

私は一時期日経オンラインを購読していましたが、結局難しくて読まなくなってしまい、今は通勤時間にYoutubeでニュースを流し聞きしたり、Googleアラートを活用して仕事用のアドレスにメールが届くようにしています。

ちなみに、Googleアラートは簡単に登録できるので、興味のあるトピックや自分の仕事の業界のキーワードなどを登録しておくと、重要なニュースをチェックすることができるので、ニュースをチェックするのが億劫な方にもおすすめです。

Google アラート - ウェブ上の面白い新着コンテンツをチェック

 

3. 置き場に困らないので狭い部屋でもスペースに余裕ができる

テレビを置くとなった場合には、テレビを置くための台に乗せる場合がほとんどです。

テレビボード(テレビ台)は、小さいサイズであれば幅90cm程度、奥行40cm程度でも取り扱いがありますが、インテリアを選ぶ場合にも気をつけたいのが、レイアウトです。テレビをどの位置から見るのか、角度はどうかなどを考えて行くと、案外小さなものでもスペースが圧迫される場合があります。

また、壁の厚みによっては隣の部屋までテレビの音が漏れるなどして、騒音トラブルにもなりかねません。

レイアウトを決める際は、ベッドなど大きな家具から場所を決め、テレビボードがゆとりを持って置ける広さなのかをぜひ確認してください。

 

 

テレビ無し生活のデメリット

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続いて、実際にテレビの無い生活を10年続けてのデメリットをご紹介します。

私が感じたデメリットは大きく2つです。

  1. 興味が無いジャンルの話題を取り入れにくくなる
  2. SNSなどのインターネットサービスに依存しがちになる

詳しくご説明します。

 

1. 興味が無いジャンルの情報が入ってきにくい

普段なんとなくテレビをつけている方は、世間のニュースが興味の有無に関わらず自然に入ってきます。それまで興味がなかった話題でも、よく耳にするようになると興味が出てきたり、新しい発見があるかもしれません。

テレビを観ることが無くなると、自分でメディアを選択して欲しい情報を仕入れなければ、なかなか新しい情報が入ってこない状況になります。

そのため、自分が興味のあることはSNSが情報収集のツールとして大いに役に立ち、SNSをチェックするクセがつきます。

それが、続いてのデメリットであるSNSなどのインターネットサービスへの依存です。

 

2. SNSに依存しがちになる

前述したように、テレビを観る習慣がなくなると、必要な情報を自分で仕入れるようになります。

そこで、とにかく便利なのがSNSです。情報収集のつもりはなくても、テレビをなんとなく見ているのと同じように、SNSのタイムラインに流れてくる情報は目に入るようになります。

しかし、SNSが便利であるがゆえに、「時間があればついSNSを開いてしまう」「気がつけば何時間もスマホを触っている」という状態も容易に起こります。今は一般の方が投稿できるYoutubeなどの動画コンテンツも充実しているので、なんとなく見ているとあっという間に時間を使ってしまいます。

 

テレビ無し生活で気をつけたいこと

上記のようなデメリットを生まないためには、メディアと適度な距離をとりつつ、アンテナを高くして生活することが大切です。

インターネット上には、一個人の視点で一方的に発信された情報もあります。適度な距離をとって正しく情報を取捨選択し、全ての情報を鵜呑みにしないようにしたいものです。

その為にも、日頃からアンテナを高くして幅広く情報を取り入れられるよう、複数のニュースアプリを活用するなどしておくことをおすすめします。

 

 

おまけ:こんな人におすすめ!テレビの無い生活を始めよう

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私が考える、テレビ無し生活をおすすめできる方のイメージはこちらです。

  • 興味の幅が広く、たくさんの情報を取り入れることが好き
  • 不規則な生活など、家にいる時間が少ない
  • 趣味にもっと時間を使いたい
  • ゲームを長時間やる習慣が無い

当てはまる方は、思い切ってテレビの無い生活をしてみても良いかもしれません。

 

読んでくださった皆様の、充実した自分時間を過ごすお役に立てば嬉しいです。

 


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