【社員名簿作りや顧客データ分析にも】Googleスプレッドシートで年齢を計算する方法
DATEDIF関数
Googleスプレッドシートで2つの日付の間の期間を求めるのに使うのがDATEDIF関数です。「開始日」と「終了日」という2つの日付を指定し、その差から間の期間を求めることができます。
- 出荷日してから納品まで何日経過しているか
- 商談日から契約日まで何ヶ月かかったか
- 社員の勤続年数を求める
- 生年月日から今日時点での年齢を求める
などなど、2つの日付の間の期間を求めたい時って案外たくさんありますよね。
このDATEDIF関数は、これだけで年数も月数も日数も求められるので汎用性が高いです。ぜひ頭の片隅に置いておいて、いざという時に使えるようにしましょう。
DATEDIF関数の使い方
基本の式
DATEDIFの式はとってもシンプルです。
=DATEDIF(開始日,終了日,"単位")
スプレッドシートでは「=date」と入力すると予測に出てきます。
単位の使い分け
単位の引数は以下の通りです。
単位を変えるだけで、年数・月数・日数を求めることができます。求めたい期間に応じて使い分けてください。
期間内の日数を求める
例に挙げた商品の出荷日から納品日までの日数を求めたい場合は、=DATEDIF(出荷日,納品日,"D")という式になります。
期間内の月数を求める
商談日から契約に到るまでの期間などを月単位で数えたい場合は、=DATEDIF(商談日,契約日,"M")という式になります。
期間内の年数を求める
社員の勤続年数など、長い期間を年単位で求めたい場合は、=DATEDIF(契約日,今日の日付,"Y")という式になります。
画像のF1のセルが自動で更新されるようにしておくと便利ですね。
DATEDIF関数の応用
TODAY関数との併用
さきほどの画像F1セルのように、どこかのセルに今日の日付を表示するTODAY関数を入れておいて式に入れ込むことで今日の日付が自動で更新され、勤続年数や契約期間を求めるのに便利です。
今日の日付を表示させる関数は=TODAY()です。
このTODAY関数を式に直接入れ込むことも可能です。終了日を今日の日付にしたいので、=DATEDIF(開始日,今日の日付,単位)という式を作ります。
余りの期間を求める単位
続いて、「何年何ヶ月」「何ヶ月と何日」などのあまりの期間を求める方法を紹介します。余りの期間を求めたい場合は、単位の指定を変更します。
満の単位と組み合わせて使うと便利です。間にテキストを挟んで、年齢を何歳何ヶ月で表示させる式は下記のようになります。
このように表示されました。
TODAY関数を使った式で何歳何ヶ月かを求める式は、下記のようになります。
顧客データを分析するときや、社員の勤続期間を調べたい場合など、年と月を細かく求めたい場合などに、ぜひ使ってみてください。
まとめ
DATEDIF関数は単位を変更するだけで年数・月数・日数を求めることができるので、ひとつ覚えておけば様々な場面で活用できます。OLの皆さま、顧客データを分析したい皆さまに、少しでもお役に立てれば幸いです。
関連記事